最近、話す時やメールやLINE、文章などを書くのに、難しい言葉を使った覚えはありますか?
専門用語や英語などの難しい言葉以外で思いつきますか?
「やばい」
「エモい」
こういう便利な言葉ばかり使っていませんか?
昨年から直接会ってコミュニケーションをとることが減っていますよね。
「やばい」は便利な言葉ですが、直接話している時には状況がわかるので問題ないです。
でも、文章にすると何がやばいのかきちんと伝わらないことがあります。
少し前に、語彙力の本がたくさん世の中に出ましたよね。
私が最近読んでいる本も、言葉の言い換えを上手にするための内容でした。
円滑なコミュニケーションを取るには、正しい日本語を使うに越したことはないです。
でも改めて勉強をするには時間がない
そういう本はいっぱいあるけど、どれが良いのかわからない
ネットで調べられるから、別に今知らなくても必要な時で良いんじゃないの?
わかります、その気持ち。
私も文章を書くようになってから言葉の勉強を始めたので、最初の頃はそこまで必要性は感じていませんでした。
とても便利なネットがあれば、わからない言葉でも検索すればすぐに見つかります。
しかし、あえておすすめをしたい辞書があるのでご紹介します。
気持ちを表すことばの辞典
著者:飯間 浩明 出版社:ナツメ社
辞典とは書かれていますが、文字ぎっしりではないので普段本を読まない人でも抵抗なく手にとってもらえる本ですのでご安心を!
おすすめポイント
•パステルカラー調でやわらかい雰囲気
•イラストが豊富でかわいい
•感情や季節、体のパーツごとに使われる言葉に分かれていて探しやすい
•最後に索引ができるページもあるので、知りたい言葉をすぐに見つけられる
•気持ちを表すことばに特化しているので、普段から使うことができる
ついつい便利な現代語や横文字を使いたくなりますが、ワンランク上の言葉を使うことによって、一目置かれる存在になれるかもしれません。
難しい言葉ばかりを使うのではなくて、ここぞというときに使えばより効果的です。
例えばよく使う「できる限り頑張ります」という言葉。
この辞典を使うと「能う限り頑張ります」に変えることができます。
『能う限り(あたうかぎり)』とは、自分の能力を最大限に使う様子のことを言うみたいです。
『できる限り』よりも思いが強いイメージをもちませんでしたか?
言葉を変えるだけで、相手に与える自分のイメージや、気持ちの度合いなどが変わってきます。
そして何より、誰かに何かを伝えたい時に、長々と説明をしなくてもよくなります。
「すみません、不得要領でしたので、もう一度説明をお願いできますか?」
そう相手に言われて困る日が来るかもしれません。
ちょっとした読み物としても楽しめる内容なので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

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